「健康によい」という噂から売切れが続出するほど人気のR-1ヨーグルト。
「がん予防に効く」とさえ言われていますよね。
ヨーグルトを食べてがん予防ってどういう関係性?と思う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、R-1ヨーグルトががん予防に効くのか?その関係性や働きについて解説していきます。
がん予防になぜR-1が効果的なの?
R-1ヨーグルトががんを予防するといわれ、話題となっていますね。
がん予防にR-1ヨーグルトが効くとは、どういった理由なのでしょうか。
がん予防効果を高めるメカニズムとは?
R-1ヨーグルトは、ご存知(株)明治の製品です。
明治では、永年の研究の結果、約6000種類といわれる乳酸菌ライブラリーを所持しています。
この中から厳選された1073R-1株が、R-1ヨーグルトに使われています。
さて、わたしたちの体内には免疫システムが働いており、外部から侵入した細菌やウイルスを撃退し、体を守る働きがあります。
この免疫システム中で、最前線で働いてくれる細胞が、NK細胞(ナチュラルキラー細胞)です。
NK細胞は、ウイルスや細菌に侵された細胞を見つけると、すかさず攻撃します。
がん細胞も同様に、攻撃し撃退してくれるのです。
がん細胞は、実は健康な人の体内でも毎日発生しているのですが、実際にがんを患うことなく生活できているのは、免疫システムがこれらのがん細胞を撃退しているからです。
しかし、なんらかの理由で免疫力が弱ってしまったり、がん細胞の増殖が進んで免疫細胞だけで対応しきれないという状況になると、がんを患ってしまうのです。
NK細胞は、免疫細胞の中でも最前線で戦う細胞で、さらに特定のがんだけでなく、あらゆるがん細胞に対応すると言われています。
さて、R-1ヨーグルトがなぜがん予防に効くのか?というと、1073R-1株が、NK細胞を活性化させるからです。
明治独自の研究により、1073R-1株を使用したヨーグルトは、NK細胞を活性化させる働きがあることが認められたのです。
https://www.meiji.co.jp/yogurtlibrary/laboratory/report/1073r1/03/02/
【注目】乳酸菌OLL1073R-1株
「乳酸菌1073R-1株」は、明治が所有する乳酸菌ライブラリーの中の一つの株です。
ヨーグルトを作るために使用されるブルガリア菌のひとつで、多糖体を多く産生することが特徴とされています。
この多糖体をEPSと呼ぶのですが、EPSは私達の免疫機能を活性化することが分かっています。
国際共同研究グループの研究結果
明治では2014年以降、パスツール研究所と1073R-1についての共同研究を行っています。
パスツール研究所は、ランス・パリにある生物学・医学研究をおこなう非営利研究機関で、これまでに」10人のノーベル生理学・医学賞受賞者を輩出する、生物学研究の最高峰と言われています。
今後もR-1に期待できる?
R-1については、NK細胞増強だけでなく、風邪罹患リスクの低下、インフルエンザ予防効果も認められており、今後の研究結果にも期待が高まるところです。
まとめ
乳酸菌R-1株には、大きな力が隠されています。
R-1ヨーグルトを食べればがんにならないということではありませんが、継続して摂ることで、NK細胞活性化と免疫力UPに繋がります。
免疫力を高めて健康を維持し、がん細胞に負けないような体づくりを行いましょう。